影丸穣也・劇画作品紹介ページ

劇画家・影丸穣也先生の作品を紹介するための影丸穣也公認のオフィシャルファンクラブ"影丸会"の運営によるサイトです。

これまでの影丸穣也先生の作品数は、当ファンクラブ影丸会にて独自に調査してタイトルがわかったものだけでも５０作品以上ありました。しかし、実際の作品数は少なくとも100作品以上はあると思われます。
そのため、当サイトでは、影丸穣也先生の劇画作品の中から代表的な作品（現在でもネットなどで復刻本が入手可能な作品）と単行本化された近年の作品を中心に紹介させて頂きます。ぜひこの機会に影丸劇画をご購読下さい！

「空手バカ一代」

原作／梶原一騎　画／影丸譲也（前半・つのだじろう）

■内容
1971 年～1977年少年マガジンにて連載された故・大山倍達氏（極真空手創始者）の人生を描いた超長編空手劇画。原作は巨人の星、あしたのジョーで有名な梶原一騎氏。作画担当は前半はつのだじろう先生、後半は影丸譲也先生が担当しています。
物語は日本の敗戦後、最強の空手道を追求するべく、当時の寸止め（当てない）競技空手界に疑問を持ち、直接打ち合うフルコンタクト形式の空手を持ち込み、さらなる超人の追及の夢ために柔道、剣道、海外のプロレス、ボクシングなどと異種格闘技戦を繰り返し、牛、ヒグマ、ゴリラなどの動物から拳銃を使う海外ギャングなど空手道追求のため闘い続け、世界の極真空手を確立するまでの波乱万丈の人生を描いた痛快空手漫画です。影丸先生の劇画になってから準主役としてケンカ十段・芦原英幸氏が登場。
劇画「空手バカ一代」は影丸劇画によって伝説の空手漫画となり、その後の日本の空手界、格闘技界に多大な影響を与えました。

現発売中の文庫本（講談社漫画文庫）では8巻以降が影丸先生の担当となっております。
「空手バカ一代　8巻」「空手バカ一代　9巻」「空手バカ一代　10巻」
「空手バカ一代　11巻」「空手バカ一代　12巻」「空手バカ一代　13巻」
「空手バカ一代　14巻」「空手バカ一代　15巻」「空手バカ一代　16巻」
「空手バカ一代　17巻」
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「名探偵・金田一耕助の事件簿作品シリーズ」

原作／横溝正史　画／影丸穣也

主人公の私立探偵・金田一耕助が推理を繰り広げ謎を解明する探偵物語。金田一耕助シリーズとして「八つ墓村」「悪魔が来りて笛を吹く」「霧の別荘の惨劇」など、横溝正史先生の社会派ミステリーの推理小説を影丸先生が劇画化。
1968年から週刊少年マガジンにて連載が開始された『八つ墓村』は人気のミステリー劇画となり、そのことで横溝作品に注目が集まり、その後の角川映画『犬神家の一族』の映画化や、毎日放送でのTVドラマ化によって、横溝ブーム（探偵推理小説ブーム）がおこったことは有名です。
そのブームの火付け役となった影丸劇画には映画や小説とは、また違った迫力がありますので、推理小説ファンにはぜひ読んで頂きたい作品です。

八つ墓村
原作／横溝正史　画／影丸譲也
出版社／講談社

悪魔が来りて笛を吹く
原作／横溝正史　画／影丸譲也
出版社／講談社

金田一耕助の事件簿犬神家の一族「霧の別荘の惨劇」
原作／横溝正史　画／影丸穣也
出版社／秋田書店

■内容
横溝正史原作、影丸穣也作画の「名探偵・金田一耕助」が40年の時を越えて復活。秋田書店が出版しているミステリー漫画雑誌「サスぺリア・ミステリー」にて連載された作品が漫画家・長尾文子をはじめ６人の漫画家の作品とともに文庫として発売中。影丸先生が担当された作品は「霧の別荘の惨劇」。※長尾文子先生は影丸先生のお弟子さんにあたる漫画家です。
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「ワル」

原作／真樹日佐夫　画／影丸譲也

■内容
「ワル」は1970年に少年マガジンで連載が開始され、その後も「新書ワル」「ワル正伝」「ワル最終章」など36年に渡ってロングセラーとなった学園劇画。
物語はワルと呼ばれる主人公の氷室洋二が、現代社会にひそむ不条理の中、名門鷹ノ台高校の教師との葛藤、刑務所入り、ライバルとの死闘などを通じ、疎外された若者の孤独と怒りを爆発させる学園ハードボイルド劇画です。また「ワル」は何度も映画化をされており、1973年「非情学園　ワル」「非情学園ワル　教師狩り」、93年「新書ワル」、96年「ワル正伝」、98年「ワル外伝」、2004年「ワル序章」、2005年「WARU」（ワル最終章）など合計12本製作されています。
余談ですが原作の真樹日佐夫先生は「空手バカ一代」の原作者の梶原一騎先生の実弟です。また元ロックバンドBOØWYのヴォーカリストでミュージシャンの氷室京介氏の芸名の「氷室」は「ワル」の主人公「氷室洋二」に由来しているそうです。
多くのファンを持つ「ワル」は連載から３５年を得て最終章が制作され、ついに完結となっています。

「ワル・最終章／1巻」
「ワル・最終章／2巻」
「ワル・最終章／完結編」
原作／真樹日佐夫　画／影丸譲也

■内容
連載開始から35年。比類なき孤高の剣で壮絶なる闘いを繰り広げ、世代を超えて語り継がれた男「ワル＝氷室洋二」を主人公にした伝説の物語の完結編として復活。現在、コアマガジン社より発売中です。
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「白鯨」
原作／メルヴィル　構成／梶原一騎　画／影丸譲也 ■内容 1968年少年マガジンに短期集中連載されたメルヴィルの小説「白鯨」を梶原一騎と影丸譲也にて劇画化。エイハブ船長の執念と白鯨の闘い、船員たちの心理状況、急変する海と嵐の風景、永遠の名作「白鯨」が、影丸先生の臨場感あふれる劇画によって描かれています。

「白鯨」出版社／少年画報社 ※書籍のご購入をご希望される方はタイトルをクリックして下さい。

「コミック版　ＮＨＫ大河ドラマ　義経」

原案／宮尾登美子　原作／金子成人　漫画／影丸穣也

■内容
NHK大河ドラマ「義経」の劇画コミック版。主人公の源義経が、父・源義朝の死、母との平家での囚われの生活、武術鍛錬に勤しみながら生涯愛する女性・静と出会いや、五条大橋での武蔵坊弁慶と対決、そして平家討伐など様々な試練を通じて成長していく歴史物語。物語はNHK大河ドラマの放映に合わせて制作されました。迫力満点の影丸劇画によってコミック版となった「義経」は歴史の勉強にもなる老若男女にオススメの作品です。
※本作は全3巻。3巻目は表紙＆カラー扉絵のみ影丸先生が担当され、本編の漫画は広岡球志先生が担当されています。


「コミック版　NHK大河ドラマ　義経 1」「コミック版　NHK大河ドラマ　義経 2」出版社／ワニマガジン社 ※書籍のご購入をご希望される方は各タイトルをクリックして下さい。

「プロジェクトＸ　厳冬黒四ダムに挑む」

影丸譲也 (著)　 NHKプロジェクトX制作班 (著)

■内容
NHKの人気番組「プロジェクトX」を迫力の影丸劇画にて完全コミック化。物語は人跡未踏の地・黒部峡谷を舞台に、極寒の厳しい自然と史上最大の難工事に挑み、耐え抜いた男たちによる黒四ダム完成までの壮大なるストーリー。日本を支え築きあげてきた男たちのロマンを感じる必見のノンフィクション劇画です。

■関連書籍
プロジェクトＸ挑戦者たち　コミック版
ジュニア版まんがプロジェクトＸ挑戦者たち　８


「プロジェクトＸ　厳冬黒四ダムに挑む」出版社／宙（おおぞら）出版 ※書籍のご購入をご希望される方はタイトルをクリックして下さい。

「怪奇大作戦」
画／影丸穣也・中城けんたろう　提供／円谷プロ ■内容昭和43年のテレビ放映時、「少年キング」に連載された漫画。『ウルトラQ』『ウルトラマン』『キャプテンウルトラ』『ウルトラセブン』と続くタケダアワーの第10弾として制作された円谷プロの特撮テレビドラマ『怪奇大作戦』は、怪獣も巨大ヒーローも出てこない斬新で独特の深みのある科学推理ドラマでした。不可能な殺人事件の裏に隠れた犯罪者の恐るべき心理と科学の罠が融合した怪奇トリックに、影丸劇画のリアルタッチよって最高の恐怖漫画に仕上がっています。本書作品は第一話から第4話の前半を影丸先生、それを引き継いで第8話までを中城先生が担当しています。劇画版「怪奇大作戦」は円谷ファン必見の作品です。「怪奇大作戦」出版社／マンガショップ ※書籍のご購入をご希望される方はタイトルをクリックして下さい。

「巨人のサムライ炎」
原作／梶原一騎　画／影丸譲也 ■内容無鉄砲で喧嘩っぱやい主人公・水木炎が、野球に目覚め、プロ野球に挑戦する青春を描いた新巨人の星の続編漫画。あの星飛雄馬も登場し対決する。その他、巨人の星ではお馴染みのキャラクターも登場し、主人公と対決を繰り広げる。梶原一騎の名作野球漫画「巨人の星」の最終章といえる作品です。巨人の星ファンは「サムライ炎」まで読まなければ真の巨人の星ファンとは言えないでしょう。「巨人のサムライ炎　1巻」「巨人のサムライ炎　2巻」出版社／海苑社 ※書籍のご購入をご希望される方は各タイトルをクリックして下さい。

「復讐記・完全版」
原作／梶原一騎　画／影丸穣也 ■内容原作アレキサンドル・デュマの名作「巌窟王」が梶原一騎＆影丸穣也コンビによって「復讐記」として迫力の劇画として臨場感あふれる復讐劇の古典を演出。妬み・偽り・謀略・裏切り・怒り・怨念・復讐そして悲哀など様々な人間の心理描写が見事に描き出されている傑作です。なお、この「復讐記・完全版」には、影丸穣也短編集として「墓場からきた男」「巨人面」の二作品も初収録されています。「復讐記・完全版」（+影丸穣也短編集）出版社／マンガショップ ※書籍のご購入をご希望される方はタイトルをクリックして下さい。

「ケンカ無頼伝ロック　ＳＨＯＧＯ」
原作／松宮康生　画／影丸穣也 ■内容主人公「SHOGO」が空手を通じたバトルデイズクラフティーから、名トレーナー・エディタウンゼント氏のボクシングなどを通じて成長していく人生を描いたアクション劇画です。浪速のケンカ王と呼ばれた田中正悟氏を主人公に格闘ライターである松宮康生先生が原作を担当した本格空手漫画です。本編中に空手バカ一代世代の人には懐かしい空手家達も登場します。影丸劇画の健在ぶりを発揮した劇画作品です。「ケンカ無頼伝ロック　ＳＨＯＧＯ」出版社／ぶんか社 ※書籍のご購入をご希望される方はタイトルをクリックして下さい。

「疵ヤクザ伝・実録安藤組花形敬」
	監修／安藤昇　脚本／天龍寺弦　漫画／影丸穣也 ■内容今もなお語り継がれる伝説のヤクザ「花形敬」の生涯を描いた実録劇画です。昭和初期から混乱の時代を誰よりも強く、誰よりも孤独に生き、33歳で生涯を閉じた安藤組の花形敬。無数の顔の疵（キズ）を持ち、ステゴロ（素手の喧嘩）にこだわり続けた男の生き様が、迫力の影丸劇画によって描かれています。「疵ヤクザ伝・実録安藤組花形敬　伝説のケンカ師編」「疵ヤクザ伝・実録安藤組花形敬　不死身の伝説編」出版社／竹書房 ※書籍のご購入をご希望される方はタイトルをクリックして下さい。

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